つらい停滞期を乗り越えたい!痩せたいときに登るヤマ
- セルフケア
ダイエットの挫折の大きな原因として挙げられるのが停滞期です。甘いものが好きな人や食べる事が好きな人、運動が苦手な方にとってはとても辛く、長い道のりに感じてしまい、この期間を乗り越えられず挫折してしまう事が多いと言われています。
こんにちは、プレステージ広報担当の元井です。
今回はダイエット中の辛い停滞期をどうやって乗り越えるのかについて聞いてみました。
広報担当
停滞期とは何ですか?
エステティシャン
ダイエットを行っていく中で始めは面白いように体重が減っていき、やる気もテンションも上がっていくのですが、続けていくうちにある日突然パタリと体重に変化が訪れない時期がやってきます。これを停滞期と言います。
Q.停滞期はいつ頃、どれくらいの期間あるのでしょうか?
エステティシャン
個人差があるため、一概には言えませんかダイエットを始めて1か月前後から訪れ、2週間から1か月程度停滞期があると言われています。
広報担当
そもそも停滞期はどうして起こるのですか?
エステティシャン
停滞期は人間の脳と体が深く関係しています。ダイエットを始めて体重が減少してくると脳は飢餓状態に陥っていると錯覚をします。
錯覚を起こした脳は「体内へ取り込まれたすべての栄養素を蓄えて生命維持に備えなさい」という信号を発します。この信号を「ホメオスタシス」と言い、食事療法と運動療法でダイエットを行っても体重が減らない停滞期に突入します。
因みにこのホメオスタシスとは生体恒常性ともよばれています。自律神経の一つで、一定の状態で体を保ち、お腹が空いたり、喉が渇いたりした際に食べたい、飲みたいと感じる事もホメオスタシスが関与しています。
広報担当
へぇ!ヒトの体って本当に不思議で神秘的なんですね。では、訪れてしまった停滞期はどう乗り越えればいいのでしょうか?
エステティシャン
ダイエットには停滞期がつきもので、必ず来るとおおらかに構えておくことです。
ダイエット中に体重が減らないと焦る気持ちはとてもよくわかりますが、減らないからとイライラしてしまったり、諦めてしまってはダイエットは失敗に終わってしまいます。そうならないためにも先ずは停滞期は必ずやってくると認識する事が辛い停滞期を乗り越えられる大切なコツです。
広報担当
わかりました。では停滞期間中はどのように過ごせばいいのでしょうか?
エステティシャン
停滞期が訪れたからといって特別な事は必要ありません。
ダイエットを開始する前に皆さんそれぞれが少なからず計画を立てたと思いますが、停滞期が来る前と同じ食事方法や運動をそのまま続けるだけで構いません。
広報担当
減らないのにどうして変える事無くこれまでと同じダイエットを続けるのですか?
エステティシャン
ホメオスタシスが関与してくるのですが、ある特別な状況下に体が置かれると脳に信号が発せられます。停滞期が訪れても変わらないダイエットを継続することで体がその状態が恒常だと覚え込み、停滞期を乗り越える事が出来るのです。
Q.そうだったんですね。では、やってくる停滞期が人によっては2週間の人も居れば1か月近く続く人も居るので個人差があると先ほどお聞きしましたが、少しでもその停滞期を短くする事は出来るのでしょうか?
エステティシャン
少しでも早く停滞期から脱出するために極端なダイエットを追加しないということ。よりハードなダイエットを始めてしまうと体は更に飢餓状態を起こしますので、より停滞期が長引く事になってしまいます。
綺麗な体に変わりたいと始めるダイエットですが、少しでも早く停滞期を乗り越えるためには“変わらない”部分も必要だと考えましょう。
広報担当
では最後に質問ですが、停滞期を乗り越えれば、理想ボディに向けて一直線で体重は減少していきますか?
エステティシャン
停滞期は1度のダイエットに一度だけしか訪れないわけではありません。乗り越えた後には再びやってきますし、ダイエット期間が長ければ長いほど、何度でも訪れますので、ある意味自分との戦いにもなってきます。
しかし、そこで挫折をせず、乗り切る事で理想のスタイルを手に入れる事が出来ますので、諦めずに継続させる事が最も重要です。
ダイエットには停滞期はつきものなんですね。皆さんも一緒に乗り越えて行きましょう!