体質改善に効果あり!マクロビダイエットで痩せる理由と注意点
- 食生活
プレステージ横須賀店の副店長小澤です。少し前にマクロビオティックの考え方を取り入れた、マクロビダイエットが流行しました。マクロビオティックの概要、食事制限の内容、体質改善はできるかなど、マクロビダイエットを始めるにあたっての基礎知識をご紹介します。
マクロビオティックとは
マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻など、伝統的な日本食をベースとした食事で健康的な暮らしを得ようとする考え方です。食養という考え方に中国の陰陽を組み合わせ、自然な食事法を提唱したのが始まりでした。
地産地消や旬のものを食べるとともに、食材や調理法のバランスを考え、自然の恵みを残さずいただくのがマクロビオティックです。なお、マクロビオティックという言葉を分解すると、マクロ(大きな)、ビオ(生命)、ティック(学)という意味があります。
マクロビダイエットの概要
マクロビダイエットは、自分の体質を知って中庸な身体を目指します。マクロビオティックを取り入れたダイエットなので、この名で呼ばれるようになりました。基本的な食事のバランスは以下の通りです。
・穀物40~60%
・野菜20~30%
・豆類・海藻5~10%
・汁物5~10%
穀物の中心は玄米です。また、肉や魚介類などの動物性たんぱく質や果実やナッツは、週に数回程度に控えます。スイーツも週に数回程度しか食べません。お砂糖なら白砂糖は避けて黒砂糖やメープルシロップ、油ならなたね油やごま油と、自然由来のものを使うのがマクロビダイエットです。
マクロビダイエットが痩せる理由
なぜマクロビダイエットで痩せるのでしょうか。その理由は、低カロリーかつ食物繊維が多い食事だからです。
まずはカロリーから見てみましょう。脂肪分の多い肉や油は高カロリーですが、マクロビダイエット中はこれらを食べる機会が多くありません。今まではハイカロリーな食事を摂っていた人にとって、最低限の食生活に切り替わるため、自然と痩せるというメカニズムです。
食物繊維の多い食生活になるのもマクロビダイエットの魅力でしょう。玄米や野菜など、食物繊維が豊富な食材を食べるため、便秘解消にも役立ちます。腸内環境がよくなると、自然と基礎代謝も上がって痩せやすい体質になるはずです。肉食中心でお通じが悪かった人にとって、体質改善のきっかけになると思います。
マクロビダイエットのレシピ例
マクロビダイエット中、どのようなものを食べるのが一般的でしょうか。ここでは、献立の事例を紹介します。
まずは、玄米とみそ汁、たくあんや梅干しなどの漬物が定番です。これらは毎日の献立にしてしまって構わないと思います。常備菜は食物繊維豊富なきんぴらごぼう、ミネラル豊富なひじき煮などを添えましょう。
悩みどころは主菜です。マクロビダイエットでは肉や魚は極力控えるため、どうしてもマクロビダイエット中は動物性たんぱく質が不足しがちです。豆腐のステーキや豆腐が主役のレシピで、植物性たんぱく質を補うようにしてください。調理が面倒な場合、納豆もいいと思います。また、食事だけでなく、たんぱく質を豆乳で補うのもよいでしょう。
マクロビダイエットの弱点であるたんぱく質不足ですが、深刻に不足する場合、肌荒れや体力の低下を招きます。美容のためにダイエットをするのに、これでは本末転倒です。少し難しいですが、たんぱく質をどのようにして補うか、食生活のバランスを保つことが大切になるでしょう。
もし、マクロビダイエットがうまくいかないなど、ダイエットについてお悩みでしたら当サロンまでご相談ください。エステティシャンは施術だけでなく、プロの知見に基づいて食生活のバランスに関するアドバイスも行います。