寒い冬、お布団の中で実践できるストレッチ!?痩せやすい身体を作る“モゾモゾ体操”
- セルフケア
いつもパルトネールの美容コラムをご愛読いただきありがとうございます。大宮店 店長の小熊です。今回ご紹介するのは、お布団にもぐったままで実践できる“体操”です。
どうしても寒い冬は、身体を動かすのが億劫になりますよね。でしたら、寝転んだまま、ベッドや布団の上でもトライできる運動をお伝えした方がよいのでは?と思った次第です。では、具体的な方法をお話ししていきます。
【リンパをきちんと流すための簡単“モゾモゾ体操”!?】
女性整体師である片平悦子(かたひらえつこ)さんが考案したものです。身体の60%以上を占める体液の流れを良くするものです。体液というと難しく感じますが、血液やリンパ液のことです。
モゾモゾ体操について
1. あおむけに寝て、骨盤のちょうど出っ張っている部分(腸骨)をゆっくりと手のひらで包み込みます。力は柔らかいほどよいといわれており、目安は“豆腐をつぶさない程度”だそうです。
2. 身体の力を抜いて、そのまま左右交互にかかとを2センチほど押し出します。この時の動きが“モゾモゾ”しているので、体操の名前になったそうです。5~10回繰り返します。
3. 奥歯の下の出っ張った部分に、手の親指の下のつけねのポッコリしたふくらみを当てて、軽くアゴを出します。首のつまりを取る動きなので、頭痛や肩こりで悩んでいる人は、とても気持ちよく感じるでしょう。
4. もう1度【2】の“モゾモゾ”した動きを繰り返します。この体操は順番がとても大切なので、この工程を飛ばさないようにしてください。
5. 【1】と同じように腸骨を手のひらで包んで、両足を左右にワイパーのように動かします。
6. 最後に仕上げとして【2】の“モゾモゾ”した動きをして、体液の循環を良くしてあげましょう。繰り返しになりますが、順番を守ることによってはじめて、血液やリンパ液の流れがスムーズになります。
【リンパ液が流れないとどうなる?】
当店でも行っているハンドマッサージ等で、しっかりとリンパを流してあげるのはどのような理由があるのでしょうか?それは、リンパ液は、細胞に栄養を与え、老廃物を体外に排出する役割を果たしています。
例えば、台所の水道の排水溝が詰まると、どうなるでしょうか?当然、シンクに水があふれかえってしまい、溜まった水は台所の生ごみで汚れてしまいます。これと同様のことが体内で起こると、むくみやだるさ、倦怠感、頭痛などの様々な症状が出てくるといわれています。さらに老廃物がヘドロのように下水管が詰まってしまうと、あらゆる生活習慣病の原因にもなってしまうんです。
そのため、オールハンドマッサージで、定期的にリンパを流してあげるのがベストなのです。しかし、毎日のようにエステサロンに通うのは難しいので、サロンに行けない日のセルフケアとして、モゾモゾ体操をご紹介しました。体液の循環が良くなるせいか、頭痛や吐き肩こり、だるさが改善される方が多いようです。
【モゾモゾ体操で骨盤のゆがみ改善?】
寒いとストレッチするのが嫌になりますが、このモゾモゾ体操であればご自宅でも続けやすいのではないでしょうか?ストレッチよりハードルが低い上に、整体師さんが考案されただけあって骨盤のゆがみにも効果があるそうです。
骨盤がゆがんだまま、ストレッチをしてしまうと腰痛などの原因にもなりかねません。骨盤のゆがみを整骨院等で指摘されたことのある方は、ストレッチの前にモゾモゾ体操を試してみてください。
また、モゾモゾ体操は体液の循環が良くするので、身体が温まりやすくなります。冷え性を改善して、脂肪が燃えやすく、痩せやすい身体を作りたい女性にはぴったりの体操です。身体のゆがみを徐々に直して、女性らしいメリハリボディを目指していきましょう!