汗ジミができるほどの汗かき!体質改善で解決?
- セルフケア
皆さん、夏になると汗ジミができるほど汗をかく、体は冷えているのに顔に汗をかいて恥ずかしい…など、お悩みではありませんか?
こんにちは、パルトネール広報担当の元井です。
今回は、汗かき体質を改善する方法について聞いてきました!
Q. なぜ同じ環境下でも、滝のように汗をかいている人と、一滴の汗も見せず涼しい顔をしている人がいるのでしょうか。
A. それは、体質や環境が原因になっていると考えられています。たとえば、肥満体質の人は汗かきが多い傾向が見られます。脂肪が多い分、どうしても体内に熱を持ちやすくなっていて、少し体を動かすだけでも発熱して汗をかきやすくなっています。
また、ストレスを感じやすい人も汗かきタイプの人が多いです。それは、ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に活発になり異常発汗を引き起こしてしまうからです。
運動不足も汗かき体質を招きます。日頃、運動をしないでいると汗腺が衰え、体幹部の汗の量は減りますが、その分、顔からの汗で体温調整をしなくてはいけなくなります。顔汗は目立ちやすく、いかにも汗かきというイメージを定着しやすいので注意しなくてはいけません。
Q. 汗かき体質を改善するにはどうすれば良いのでしょうか。
A. 体質改善で汗かきを解消するには、まず食事を見直す必要があります。植物性エストロゲン、イソフラボン、カリウムなどが汗をかきやすい人の体質改善に有効と言われています。
植物エストロゲンを多く含んでいるのは、もやし・大豆・アボガドなどがあります。イソフラボンの含有量が多いのは味噌・豆腐・納豆などの大豆加工食品です。カリウムは、トマト・きゅうり・ナスなどに多く含まれています。
以上の素材をバランス良く毎日の食事に取り入れていくようにしましょう。一方、発汗を促す唐辛子などはなるべく控えるようにしたいところです。
Q. 食事の他にどんなことに注意すれば良いでしょうか
A. 汗かきの人が体質改善するには、有酸素運動もおすすめです。適度な有酸素運動を毎日行うことで、血行が改善し新陳代謝も活性化し、適度な汗をかく体質へと導くことができます。軽めのジョギング、ウォーキング、サイクリングなどを、1日に30分から1時間程度を目安に毎日取り組んでみましょう。
Q. 食事と運動以外に気をつけるべきポイントがあったら教えてください。
A. 夏場はシャワーだけですませる人も多いかもしれませんが、汗かき体質を改善したいならば、夏でもしっかりと湯船につかりましょう。少し熱めぐらいのお風呂で汗腺をきたえるのは、体質改善に非常に効果的なのです。
43度前後の熱めのお風呂にサッとつかった後には、温度を下げてゆっくりするのもおすすめです。ゆったりとしたバスタイムを過ごすことはストレス解消にもなり、それもまた汗をかきやすい体質を改善するにはかかせないことだからです。
Q. とっさの滝汗に対処する方法はありますか?
A. ツボ押しもある程度の効果を期待できます。まず「こうけい」という、手を握った時に小指側にできるふくらみの部分のツボを押してみましょう。体の熱を沈静化し、肩こりも改善すると言われています。
親指の骨と人差し指の骨が交わっている部分のくぼみにある「ごうこく」もおすすめです。体内の水分量を調整して、身体にこもった熱を発散させると言われています。汗かきだけではなく、頭痛や腹痛にも効果を期待できるツボです。
なるほど!ありがとうございました!以上のように、汗かき体質は改善することが十分可能なのです。
「子どもの頃から汗かきだったから」「親も汗かきだったから」などと、あきらめることはありません。バランスの良い食事を心がけ、運動不足にならないように注意し、ストレスを抱えないようにすることで、今年の夏はイヤな汗かき体質を改善してみてはいかがでしょうか。