瘦せたい人必見!食欲を抑える3つの方法
- セルフケア
痩せなければいけない、食べてはいけないと思えば思うほど、食欲が止められなくなるのはどうしてなのでしょうか…。むしろ、そんな時ほど「ダメだ」と思いながらいつも以上に食べてしまって、後から罪悪感に苛まれる。そんな経験をしたことのある方も結構多いのではないですか?
こんにちは、プレステージ広報担当 元井です。
そこで、そんな痩せたいと本気で思っているのに、どうしても食欲を抑えられない方必見!食欲を抑える3つの方法をお伝えしていきたいと思います。
広報担当
食欲を抑える3つの方法があるとお聞きしたのですが、それは一体どんな方法なのでしょうか?
エステティシャン
はい。まず1つ目は「メカニズムを理解する」というものです。結論から言いますと「空腹時は皮下脂肪が分解されている」ということなんです。
広報担当
ええ!?じゃあ空腹を感じている時は痩せているということなんですか!?
エステティシャン
その通りです!ちょっと空腹のメカニズムを説明しますね。
まず食事をして数時間経つと血液中のグルコースという成分の量が減少します。そうすると、脳の摂食中枢の神経細胞が動き出し、空腹感を感じるんですね。
さらに時間が経つと、エネルギー源として先ほど食べた食事の炭水化物や脂質を使い果たすんです。それを使い果たすと、今度は溜め込んでいた皮下脂肪(中性脂肪)などの脂質が肝臓に運ばれていき、そこでエネルギーを作ります。
すると、その中性脂肪が分解された残骸の脂肪酸が残り、この残った脂肪酸が血液に入ってまた脳の摂食中枢を活発にさせる、という仕組みなんです。
広報担当
ん~、なんだかちょっと難しいですね!?
炭水化物や脂肪を使い果たすと、さらにエネルギー減が必要になるから空腹感を感じるようになる。
それでも食べ物が入ってこない場合は、今度は炭水化物や脂肪の変わりに、体の皮下脂肪がエネルギーとして使われるから皮下脂肪が燃焼されていく・・・こういったことでしょうか?
エステティシャン
その通りです!「空腹=皮下脂肪が減少中」と思ったら、なんとなく空腹が悪者でなくいい奴な気がしませんか?(笑)
広報担当
た、確かに・・・空腹に快感を覚えそうです(笑)
エステティシャン
その調子です!2つ目の方法は「満腹を自ら作り出す」です。
満腹感というのは満腹中枢が刺激されることによって起こります。様々な方法で満腹中枢を刺激することはできるのですが、そのうちの一つで最も簡単なのが「胃を膨らませること」です。
まぁ胃がいっぱいになるから満腹を感じるというのは当たり前に感じるかもしれませんね。その仕組みを理解した上で、食前に炭酸水を飲んだり、キャベツなどの低エネルギーかつ繊維の多い野菜をもりもり食べておくと、物理的に満腹感を得られやすくなるわけです。
広報担当
高カロリーなものや炭水化物などで胃を埋めるんじゃなくて、低エネルギーで食物繊維たっぷりのもので先に胃を埋めるんですね!そして最後の方法は?
エステティシャン
「別腹を作らないこと」です。別腹って、実は本当に存在するんですよ。食事って、ただ単に生きるためだけに食べるわけじゃないですよね。食べる楽しみとか生きる楽しみとして感じるわけじゃないですか。
その感覚は「前頭連合野」という脳の前のほうにある部分が作りだしているんですよね。「ハンバーグを食べるならあのお店がいい」「やっぱり卵焼きはお母さんの手作りが一番」などの食へのこだわりはこの前頭連合野の仕業なんです。
で、問題はこの前頭連合野が別腹を作る働きをしてしまうんです。
広報担当
別腹を作り出すんですか?
エステティシャン
はい。どういうことかといいますと、例えばご飯を食べた時に、なにか甘いものが最後食べたいと思うとするじゃないですか。そこでデザートメニューを見たりイメージしたりすると、前頭連合野はなんと胃にデザートを食べる分のスペースを作ってしまうんです。
広報担当
ええ!!じゃあ、本当に「甘いものは別腹」っていうのは正しかったんですね…。それはどうやって食い止めたらいいのでしょうか?
エステティシャン
食後にいつも甘いものを別口で頼んでしまうという方は、食事の中に甘い味付けの煮物などを入れてみるのがいいかと思います。
食欲を抑える3つの方法「メカニズムを理解する」「満腹を自ら作り出す」「別腹を作らない」は参考になりましたでしょうか?食欲に悩まされる方々の力になれることをお祈りします。