自宅でできるセルライト対策
- セルフケア
二の腕や太もものセルライトは非常に気になってしまうものです。でも、改善するためにどういったエクササイズをしたら良いか分からない方も多いでしょう。
こんにちは、広報担当の元井です。
セルライトは、ダイエットをしても解消されるものではないため、自分でケアをするのは難しいと言われています。それでも、自宅でケアをするのとしないのとでは、見た目にも差が出ます。今回は自宅でセルライトをケアする方法についてお伺いしました。
広報担当
セルライトを自宅でケアするにはどのような方法がありますか?
エステティシャン
手軽にできるケアはリンパマッサージです。
セルライトができる原因で多いのが血行不良。血液の流れが悪いと老廃物が脂肪細胞の中に蓄積され、膨らんでいきます。膨らんだ脂肪の周りに老廃物や水分が溜まり、硬くなってしまったものがセルライトです。
そのため、足や二の腕などのリンパをマッサージすることで、老廃物の排出を促し、脂肪の蓄積を防げます。
また、脂肪細胞の周りにコラーゲン線維がくっつき、強く固まってしまうことがあります。この状態になると自宅でマッサージをしても、運動をしても除去が難しいため、エステでのケアが必要になるでしょう。
手遅れになる前にリンパマッサージで血行を良くして、老廃物をスムーズに流せる状態にすることが大切です。
広報担当
リンパマッサージはどのようにすればよいですか?
エステティシャン
まずは、セルライトのできやすい太もものマッサージ方法を紹介します。
はじめに足全体を両手でもみほぐします。足の甲、くるぶし、足首、ふくらはぎと足元から上へ程よい力で撫でて、膝裏のリンパまで流すようにしましょう。お肉を横にしたら親指と人差し指でつまみ、膝から根本に向かってスライドさせていきます。イメージとしては、ぞうきんを絞る感じが近いかもしれません。
二の腕もセルライトが気になる部分ですよね。二の腕は、わきの下にあるリンパ節に向かって、肘の内側からわきの下に向かって、さするようにマッサージをしましょう。
広報担当
お尻のセルライトも気になるのですが、どのようなケアをすればいいですか?
エステティシャン
お尻のリンパもマッサージをしましょう。
お尻は立ったままで行うとよりマッサージしやすいですよ。片方の脚を少し後ろに引いて、両方の手のひらで太ももの付け根から腰までさすりあげます。お尻の横のお肉を、腰の真ん中に集めるイメージですね。これを5回ほど繰り返したら、反対側の脚も同様に行います。
また、セルライト対策ができる商品を使ってみるのもおすすめです。人気があるのが、筋肉に微弱な電気刺激を与えるマッサージ機。1秒間に2万回以上の振動によって、リンパの流れを良くし代謝アップを促します。人の手で行うハンドマッサージでは回数に限度がありますが、マシンを使えば何万回もの振動を与えることができます。
このほか、入浴中にセルライトケアができるマッサージタオルなども人気です。特殊な素材を使ったタオルで、タオルに付いているシリコンウェーブがセルライトを刺激します。タオルなので、背中やお尻など手が届きにくい部分も簡単にマッサージできるんです。
セルライトの除去だけでなく、古い角質なども除去してくれるので、美肌効果も期待できますよ。自分だけでケアするのが大変という方は、こういった対策グッズを使ってみるのもおすすめです。
広報担当
それなら、自分でもできそうですね。セルライト除去のマッサージをする際、注意した方がいいことはありますか?
エステティシャン
あまり力を入れないことです。強い力でマッサージをしたからといって、セルライトの塊をつぶすことはできません。リンパマッサージは、血行を良くしてリンパの流れをスムーズにすることが目的です。あまり強くもむと、リンパ管がダメージを受けて逆効果になってしまうことがありますので、程よい力加減でマッサージするようにしてくださいね。
広報担当
セルライトを流したいからと、力を入れすぎてはいけないんですね。ちなみに、こういったリンパマッサージはいつ行うのが効果的ですか?
エステティシャン
お風呂あがりなど、血行が良くなっているときがおすすめです。マッサージクリームや人気のマッサージオイルなどを塗れば、肌への摩擦を防げますし、好みの香りを選ぶとリラックス効果も得られるので、気持ちよくマッサージができますよ。
セルライトは血行不良や食べ過ぎなど、長い間の蓄積でできたものです。そのため、簡単に解消できない場合がほとんど。除去するには時間がかかるということも忘れないでください。
また、自分でケアをすることでセルライト予防もできます。焦らずに、根気よくマッサージや運動を続けていきましょう。
広報担当
なるほど、お風呂あがりに行えば睡眠の質も良くなりそうですね。ありがとうございました!
セルライトを見つけると、思わず目をふさぎたくなってしまいますが、日頃からケアすることで予防することができます。リンパマッサージや湯船に浸かるなど血行を良くすることを意識して、セルライトができにくい体を目指しましょう。