皆さんこんにちは!
まだまだおうち時間が続きそうですね。
おうち時間が多くなっている今、食生活の乱れ、運動不足、ストレスが溜まる等、身体や肌のトラブルが多くなるかと思います。
このような時期だからこそ、腸内環境を整え免疫力アップ、身体の不調改善を行うのはいかがでしょうか?
◆腸とは?
腸は栄養を吸収して食物を排泄するだけの期間ではありません。腸には200種類以上の腸内細菌が棲息して食物の分解を促し、ビタミンや酵素、ホルモンまで合成しているのです。
◆腸内細菌
腸内細菌はおおまかに体に有益な善玉菌、体に有害な悪玉菌、日和見菌という種類があり、バランスを取りながら共生しています。バランスのとれた腸内環境は善玉菌、日和見菌を増やすことです。
成年期を過ぎてからは善玉菌であるビフィズス菌は減っていきます。そのため、ビフィズス菌や善玉菌のえさとなる食物繊維をとることはとても大切です。
また、善玉菌が増えれば消化力が高まり、老廃物の排泄力も高まります。
海外では太ってる方と痩せている方では腸内細菌の種類や数のバランスが違うと報告されています。
実験で太ったネズミの腸内細菌を痩せているネズミに移したところ、他の痩せたネズミたちと同じ食事をしているのに太った腸内細菌の入ったネズミは、太りやすくなっているという結果も出ているそうです。
◆免疫
腸は腸内細菌の働きにより体の免疫システムの約70%を担っています。
免疫力が低下すると、風邪や病気になりやすくなるだけではなく、アレルギーなどもおこりやすくなります。
うまく機能が働いていれば有害物質の侵入があったとき、全身に危険信号を送りブロックすることができます。
◆食事で腸活
・善玉菌
ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌、お漬物、甘酒、、、、
この中でも毎日とりやすくオススメなのがお味噌汁です。味噌には腸内細菌を活性化する麹菌が含まれていたり抗酸化作用もあります。食物繊維が豊富なわかめ等入れると更に良くなります。
・食物繊維
食物繊維には2種類あり水溶性、不溶性バランスよくとることをオススメします。
~水溶性~
わかめなど海藻類、キャベツ、リンゴ、納豆、切り干し大根、、、、
腸内で水分に溶け水分を含み粘りがでることで有害物質を排出してくれます。また、血糖値の上昇を防ぎ、コレステロールの吸収を抑えて代謝を促します。
~不溶性~
玄米、大豆、インゲン豆、おから、きくらげ、干しシイタケ、、、、
腸内で水分を吸収して膨らみ、腸の蠕動運動を盛んにします。そして、腸の中の残りカス等を絡めとってくれます。
腸内細菌を増やし、食物繊維で腸をきれいにし、免疫力を高めましょう!!